webマーケティングには幅広い用語が存在しています。それぞれの用語の特徴や違いを知っておくことで、webマーケティングへの理解も深まりやすいでしょう。今回は、webマーケティングでよく使用される用語をご紹介します。
目次
- 1 SEO(Search Engine Optimization)
- 2 SEM(Search Engine Marketing)
- 3 パフォーマンスマーケティング
- 4 コンテンツマーケティング
- 5 SMM(Social Media Marketing)
- 6 CRO(Conversion Rate Optimization)
- 7 リターゲティング(Retargeting)
- 8 ユーザー体験(User Experience, UX)
- 9 ランディングページ(Landing Page)
- 10 カスタマージャーニー(Customer Journey)
- 11 コンバージョン(Conversion)
- 12 リード(Lead)
- 13 ニュースレター(Newsletter)
- 14 A/Bテスト(A/B Testing)
- 15 コールトゥアクション(Call to Action, CTA)
SEO(Search Engine Optimization)
SEOとは、ウェブサイトやウェブページを検索エンジンでより上位に表示させるための技術や手法のことです。キーワードの最適化やメタタグの設定、コンテンツの質の向上など、さまざまな要素を最適化させることで、検索エンジンで表示される順番を上位にできるでしょう。
SEM(Search Engine Marketing)
SEMとは、検索エンジンを活用したマーケティング手法の総称です。主な手法としては、検索エンジン広告(Search Engine Advertising)であるGoogle広告やBing広告などを利用し、広告表示による集客やブランドアピールを行います。
パフォーマンスマーケティング
パフォーマンスマーケティングは、広告主が特定の成果に基づいて広告費を支払う手法のことです。主な種類としては、アフィリエイトマーケティングやリスティング広告があります。広告主は、クリック数や販売数、リード数などの具体的な成果に基づいて報酬を支払う必要があります。
コンテンツマーケティング
コンテンツマーケティングとは、ユーザーの興味や関心を惹ける魅力的なコンテンツを作成し、それを通じてターゲットとの関係を構築して、ブランドの認知度や信頼性を高める手法です。ブログ記事やソーシャルメディア投稿、ビデオコンテンツなどの形式でコンテンツを提供します。
SMM(Social Media Marketing)
SMMとは、ソーシャルメディアを活用したマーケティング手法のことです。ソーシャルメディアプラットフォーム(Facebook、Twitter、Instagramなど)を利用して、ブランドのアピールやコミュニケーションを行い、ターゲットとの関係を構築していきます。
CRO(Conversion Rate Optimization)
CROは、ウェブサイトやランディングページ上で訪問者をコンバージョン(目的への行動)に導くために、デザインやコンテンツの最適化を行うプロセスです。
リターゲティング(Retargeting)
リターゲティングとは、ウェブサイトを一度訪れたユーザーに対して、再度広告を表示する手法のことです。ユーザーがページを訪れたり、特定のアクションを起こしたりすると、広告ネットワークを通してそのユーザーに対して広告を表示させます。リターゲティングは、興味を持ったユーザーを再度引きつけられるため、コンバージョン率を向上させるのに役立ちます。
ユーザー体験(User Experience, UX)
ユーザー体験は、ウェブサイトやアプリのユーザーが直面する全体的な体験のことを指します。ユーザビリティやナビゲーションの使いやすさ、視覚デザイン、コンテンツの品質など、さまざまな要素が含まれます。良好なユーザー体験を提供することで、ユーザーの満足度を高められ、コンバージョン率や顧客満足度を向上させることにつながります。
ランディングページ(Landing Page)
ランディングページは、特定のマーケティングキャンペーンや広告のリンク先として設計されたウェブページです。訪問者に特定のアクション(購入、登録、問い合わせなど)を促すことを目的として制作します。
カスタマージャーニー(Customer Journey)
カスタマージャーニーは、ユーザーがブランドや製品を知ってから購入するまでの「行動」・「思想」などのプロセスを表す概念です。ユーザーは複数のステップやポイントを経て、認知、関与、購買などのプロセスを進みます。マーケターは、カスタマージャーニーを理解し、各ステージで適切なコンテンツやマーケティング手法を提供することで、顧客のエンゲージメントとコンバージョンを最大化できるのです。
コンバージョン(Conversion)
コンバージョンは、webマーケティングにおいて設定された目標やユーザーにしてほしいアクションのことを指します。例えば、商品の購入やメール登録、問い合わせフォームの送信などが一例として挙げられます。webマーケティングの目的は、訪問者をコンバージョンに導くことが基本であり、コンバージョン率を向上させることが成功の鍵となるのです。
リード(Lead)
リードは、マーケティングの観点から見た潜在顧客のことを指します。興味を持っている可能性のある個人や組織に連絡先情報を提供したり、特定の情報をリクエストしたりして、顧客獲得などに繋げます。
ニュースレター(Newsletter)
ニュースレターは、定期的に商品やサービスなどの情報をアピールする電子メールのことです。一般的には、企業や組織が顧客・購読者に対して、最新の情報、プロモーション、イベントの案内などを提供するために使用されます。ニュースレターは、関心を持つ対象者との関係構築や顧客獲得のための重要なツールとなっています。
A/Bテスト(A/B Testing)
A/Bテストは、マーケティングやウェブデザインにおいて、2つのバージョンの要素を比較検証するための手法です。例えば、ランディングページのヘッドラインやボタンの色などを変更して、どちらがより良い結果を出せるかをテストします。A/Bテストにより、データに基づいた修正が可能となり、改善点や最適なアプローチ方法が見つかりやすくなります。
コールトゥアクション(Call to Action, CTA)
コールトゥアクションは、ウェブページや広告などのコンテンツにおいて、訪問者に具体的なアクションを促す要素や文言のことを指します。例えば、「今すぐ購入する」「詳細を見る」「無料トライアルに申し込む」などが一例として挙げられます。効果的なコールトゥアクションは、訪問者を引き付けて行動を促せるため、コンバージョンに結び付ける重要な要素となるのです。
マーケティングには様々な用語がまだまだたくさんあります。用語をしっかり理解してマーケティング力を高めましょう。