テキストからAIが画像生成!〜Filmoraの使い方について〜

AIツール

動画編集ソフトとして使われてきたFilmoraですが、新しい機能が搭載されたと話題を集めています。その新しい機能というのが、「AI画像生成」です。AI画像生成機能では、生成系AIをベースとした機能で、テキストからAIが画像を生成してくれるとても便利なものです。そこで本記事では、Filmoraの新機能について詳しく解説していきます。

Filmoraの新しい「AI画像生成機能」とは

Filmoraに新しい機能として、「AI画像生成機能」が搭載されました。画像生成AIをペーストして、テキストから画像を生成してくれる優れた機能です。

ただしFilmoraのAI画像生成機能は、すべてのバージョンから使えるわけではありません。AI画像生成機能に対応しているバージョンは、Windows版の場合は12.3.7〜、Mac版の場合は12.3.3〜となっています。

現在古いバージョンを使っている方は、最新のバージョンにアップデートする必要があります。

また、Filmoraは無料ソフトではないので、料金が必要です。費用はかかりますが、豊富な機能が搭載されており、リーズナブルな金額で利用できるのが魅力です。

Windows版の料金(個人向けの場合)

プラン名料金特徴
1年間プラン6,980円バージョンアップに対応
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
制限なしのAIクレジット
1GB クラウドストレージ
など
1年間プラン6,980円バージョンアップに対応
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
制限なしのAIクレジット
1GB クラウドストレージ
など
永続ライセンス8,480円バージョン13のみご利用可能
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
2000 AIクレジット
1GB クラウドストレージ
など

※価格はすべて税込
参考:Filmora 料金プラン

Mac版の料金(個人向けの場合)

プラン名料金特徴
マルチプラット1年間プラン7,980円バージョンアップに対応
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
制限なしのAIクレジット
1GB クラウドストレージ
など
1年間プラン6,980円バージョンアップに対応
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
制限なしのAIクレジット
1GB クラウドストレージ
など
永続ライセンス8,480円バージョン13のみご利用可能
透かしなし
15万+ クリエイティブ アセット
100+ 高度な編集機能
2000 AIクレジット
1GB クラウドストレージ
など

※価格はすべて税込
参考:Filmora 料金プラン

FilmoraのAI画像生成機能の使い方

ここからは、FilmoraのAI画像生成機能の使い方を詳しく説明していきます。

AI画像生成機能の使い方は、以下の3つの手順を踏む必要があります。
Filmora12を起動
AI画像生成機能にプロンプトを入力
出力された画像を利用するもしくは、プロンプトをもう一度調整して画像を再出力する

それぞれの手順を、以下で詳しく見ていきましょう。

Filmora12を起動

まずは、Filmora12を起動してください。古いバージョンの方は最新のものにアップデートすることから始めます。

AI画像生成機能にプロンプトを入力

次に、AI画像生成機能にプロンプトを入力していきます。プロンプトを入力する際は、画面左上のメディアセクションにある「AI画像」をクリックしてください。

するとAI画像生成機能が起動するため、「作成する画像の説明」に作成したい画像の情報を入力しましょう。入力する際は10語以上で説明してください。

例えば、「山に登る、二速歩行、人間、女性、帽子をかぶる、リュックを背負う、雪、山頂、水筒、汗を拭く」などです。具体的な指示を読点で区切りながら入力していきましょう。

入力が完了したら、「アスペクト比と画像のスタイル」を選択して「作成を開始」をクリックしてください。生成ボタンをクリックすると、AIがテキストに基づいて画像を生成してくれます。

出力された画像を利用するもしくは、プロンプトをもう一度調整して画像を再出力する

完成した画像をそのまま利用する場合は、右下の画面にあるインポートアイコンをクリックしてください。インポートした画像はそのまま素材として利用できます。

生成された画像が納得いかないものだった場合は、もう一度プロンプトを調整していきましょう。例えば、複数人が笑顔で山を登る女性の画像が欲しいなら、「笑顔」「複数人」などの語句を出してみてください。

また、AIは完全なものではないので、キーワードを入れても無視されることもあります。その場合は、キーワードをより具体的にしてみてください。

例えば、「山に登る女性、女性の額には汗、帽子をかぶっている、若い女性が2人いる、空には太陽、山には雪、山頂が近くにある、水筒で水分を補給している」などですね。

指示が具体的なものになればなるほど、画像もよりイメージ通りのものに仕上がっていくでしょう。

  • AI画像生成機能では画像のスタイルも調整できます。
  • フリースタイル
  • 手描き
  • サイバーパンク
  • ACG
  • ゴッホ風
  • CGI
  • 水彩画
  • 近未来

画像スタイルによってイラストの仕上がりが大きく変わってくるので、いろいろなバージョンを試してみると良いでしょう。

ただし、AI画像生成機能が利用できる回数は1日20回までと制限が設けられています。プロンプトを調整するたびにカウントされてしまうので、生成ボタンをクリックする前に確認が必要です。

最初から具体的なキーワードをプロンプトとして入力するのがおすすめです。

まとめ

今回はFilmoraの新機能であるAI画像生成機能について詳しく説明していきました。テキストの指示から自動的にAIが画像を生成してくれるため、画像制作の手間を大きく削減できます。

FilmoraのAI画像生成機能の使い方がよくわからない方や、プロンプトの入力で疑問がある方は、ぜひ株式会社スタジオプロワンにご相談ください。イメージ通りの画像が生成できるように、どのような指示を入力すればいいかなどをサポートさせていただきます。

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