SEOの効果測定の重要指標と手順、 ポイントを解説

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ウェブサイトのSEO対策を行う上で、その効果を適切に測定することは非常に重要です。SEO対策の結果として、検索エンジンからの流入が増加し、コンバージョン率が向上すれば、ビジネス面での成果に直結するでしょう。

しかし、SEO対策の効果測定は決して簡単ではありません。たくさんの指標を総合的に捉え、適切に分析する必要があります。

本記事では、SEOの効果を正しく測定するための重要な指標と、その測定手順、ポイントを詳しく解説します。

SEOの効果測定とは

SEOの効果測定とは、行ったSEO対策の成果を様々な指標を用いて評価することを指します。単にWebサイトの検索順位が上がっただけでは不十分で、実際にアクセス数の増加やコンバージョン率の向上、売上げや収益にどの程度寄与したかを正確に把握する必要があります。

SEOの効果測定で分析すべき指標

ここからは、SEOの効果測定で分析すべき指標について詳しく解説します。分析すべき指標については、以下の6つが挙げられます。
検索順位
クリック数
コンバージョン(CV)率
直帰率・離脱率・滞在時間
ページエクスペリエンス
被リンク数
それぞれ詳しく見ていきましょう。

検索順位

検索エンジンで特定のキーワードを入力した際に、自社サイトがどの順位に表示されるかを示す指標です。検索順位が上位であれば、より多くのユーザーに見られる可能性が高まります。

しかし、単に検索順位が上がっただけでは意味がありません。実際にユーザーがクリックしてサイトに流入し、目的の行動(コンバージョン)に至るかどうかが重要です。

クリック数

検索結果で表示された自社サイトのリンクが、何回クリックされたかを計測する指標です。検索順位が上位でもクリックされなければ意味がありません。クリック数が増えれば増えるほど、サイトへのアクセス数が増えます。ただし、それだけではコンバージョンに繋がらない可能性もあります。

コンバージョン(CV)率

サイトに流入したユーザーのうち、目的の行動(資料請求、商品購入、会員登録など)を達成した割合を指します。CVが発生しなければ、SEO対策の本来の目的は果たせません。CVを定義し、適切に測定することが不可欠です。CVが改善されれば、SEO対策の成果が表れていると言えます。

直帰率・離脱率・滞在時間

ユーザーの行動を表すエンゲージメント指標です。まずはそれぞれの定義を見ていきましょう。

直帰率:Webサイトにアクセスユーザーが、最初に見たページからどこにも移動せずにそのままWebサイトを離脱した割合
離脱率:あるWebページにアクセスしたユーザーが、そのページを最後にサイトから離脱した割合
滞在時間:あるWebページにアクセスしたユーザーが、そのページに滞在した時間

直帰率が高いとサイトの価値が伝わっていない可能性があり、離脱率が高いとコンテンツに課題があるという証拠になります。一方、滞在時間が長ければユーザーは関心を持ったと推測できます。上記を総合的に判断し、改善ポイントを探って実践していくことが大切です。

ページエクスペリエンス

スピードや視認性、安全性といった観点から、ページが適切に設計されているかを評価する指標群です。ページエクスペリエンスが良好であれば、ユーザーの滞在時間が延び、CVにつながりやすくなります。また、近年ではスマホからWebサイトにアクセスしているユーザが多くいるため、モバイル視点での評価も重要です。

被リンク数

他サイトからの賛同を示す指標です。ページに対する信頼性が高ければ、検索順位が上がりやすくなります。しかし、単に被リンク数を増やすだけでは効果は期待できません。質の高い信頼できるサイトからの被リンクを増やすことが重要です。

SEOの効果測定を行う手順

ここからは、効果測定の手順を分かりやすく解説します。

  1. 測定ツールの導入
    まずは、アクセス解析ツールの導入が不可欠です。Google Analyticsが代表的なツールですが、運用に合わせて最適なツールを選びましょう。適切に設定を行えば、詳細なデータを収集・分析できます。
  2. 目標の設定
    次に、SEO対策の目的や目標を明確にする必要があります。単なるアクセス数ではなく、実際の売上や収益への貢献を目指すのか、リードの獲得を狙うのか、目標を具体化しましょう。
  3. KPIの決定
    目標達成に向けて重要な指標(KPI)を定めます。例えばEコマースサイトならば売上高や購入数、リード獲得サイトならフォーム入力数などが挙げられます。目標に合わせて適切なKPIを選定しましょう。
  4. 分析のための指標設定
    目標達成に向けた分析を行うため、KPI以外にも検討すべき指標があります。ページビュー数や滞在時間、直帰率など、ユーザー行動を表す指標を設定することが大切です。
  5. 施策前の計測
    SEO対策を実施する前に、現状の指標値を計測しておきます。これが基準値となり、対策前後での変化を把握できるようになります。
  6. 定期的な計測と分析
    一定期間SEO対策を実施した後、設定した指標を定期的に計測します。基準値との比較を行い、変化を確認・分析していきましょう。
  7. 施策の見直し
    分析結果を基に、効果的だった施策か課題点は何かを判断します。さらなる改善が必要であれば、新たな施策を検討・実施する、というサイクルで、定期的に改善していくことが大切です。

まとめ

SEOの効果を適切に測定することは、検索エンジンからのトラフィックを最大化し、ビジネス目標を達成するために非常に重要です。効果測定の主な指標としては、検索エンジンからの流入数、平均ページ滞在時間、直帰率、コンバージョン率などがあげられます。

また、効果測定のポイントとしては、
目標に合わせて適切な指標を設定する
確実なデータ収集環境を整備する
複数の指標を組み合わせて総合的に分析する
競合サイトのデータも分析に取り入れる
長期的な傾向を把握するため、1年以上の期間のデータを分析する
などが挙げられます。

体系的な効果測定を行うことで、SEO施策の成果を適切に把握し、より効果的な対策を講じることができるでしょう。

しかし、具体的にどのようにSEO施策を行えば良いか迷っている方もいるでしょう。その場合は、ぜひ株式会社スタジオプロワンにお気軽にご相談ください。SEOに詳しいスタッフが全力でサポートさせていただきます。小さな疑問でもお待ちしております。

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