webマーケティングには、多くの専門用語が存在します。
こちらの記事では、webマーケティングに使われる言葉を一覧でご紹介します。専門的な用語を理解することでwebマーケティングへの理解を深めましょう。
目次
- 1 webマーケティング用語集
- 1.1 リスティング広告
- 1.2 運用型広告
- 1.3 クリエイティブ
- 1.4 アフェリエイト広告
- 1.5 PPC(Pay Per Click)
- 1.6 マーケティングオートメーション
- 1.7 ソーシャルメディア広告
- 1.8 ソーシャルリスニング
- 1.9 インフルエンサーマーケティング
- 1.10 マーケティングファネル
- 1.11 マーケティングオファー
- 1.12 ユーザージャーニーマッピング
- 1.13 ROI(Return On Investment)
- 1.14 LTV(Life Time Value)
- 1.15 CRM(Customer Relationship Management)
- 1.16 ROAS(Return On Advertising Spend)
- 1.17 バズワード
- 2 最後に
webマーケティング用語集
リスティング広告
リスティング広告(検索連動型広告)は、インターネット広告の一種で、検索エンジンで一般ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を検索結果画面に表示する広告です。 「検索キーワード連動型広告」「検索広告」「検索キーワード広告」などとも言われます。またはクリック毎に広告主の費用が課金されることから「P4P」などとも呼ばれます。
運用型広告
運用型広告とは、広告主が予算や配信内容を自由に運用し、掲載内容を変えながらユーザーに情報を届けることができるWeb広告を指します 。
広告を届けるターゲットや予算、配信する内容を自由に変更できるため、配信効果の分析をもとに広告の運用を改善することができます。
クリエイティブ
クリエイティブとは、広告用語で広告などの制作物のこと。
物理的な制作物自体や媒体のことではなく、広告として掲載するためにクリエイターによって考案・計画・制作されたコンテンツのこと。
アフェリエイト広告
アフェリエイト広告とは、成果報酬型のインターネット広告のことです。広告主はアフェリエイトサイトを通して広告を出し、アフェリエイトサイトに登録した個人などが自身のブログやwebサイトにリンクを張り、そのリンクからの購入が達成されるなどの広告主の目標を達成すると報酬が支払われるという仕組み。成果報酬型が多いですが、クリック回数による報酬の仕組みもあります。
PPC(Pay Per Click)
PPC広告とは、リスティング広告などで、クリックされることによって課金されるタイプの広告(クリック課金型広告)のことです。クリックはユーザーがその広告に興味を示しているということを表し、それに対してのみ課金されるため、高い費用対効果があるとして現在でもWeb広告の主流となっています。
マーケティングオートメーション
マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティング活動を仕組み化すること、およびそのために使われるソフトウェア(ツール)を指して使われる言葉です。 見込み顧客や顧客の興味関心にあわせて効果的かつ効率的にマーケティング活動を展開することができるため、近年導入が進んでいます。自動化により、ターゲットオーディエンスとの関係を構築し、効率的なキャンペーンを実行することができます。
ソーシャルメディア広告
ソーシャルメディアプラットフォームで広告を表示し、ターゲットオーディエンスにリーチする手法です。広告形式には、バナー広告、インフィード広告、プロモーションビデオなどがあります。主なプラットフォームとして、インスタグラム、Facebook、TikTok、Youtube、Twitterなどがあります。
ソーシャルリスニング
ソーシャルメディア上でブランドや製品に関する言及やフィードバックを監視し、分析することです。ソーシャルリスニングを通じて、消費者の声を把握し、マーケティング戦略や改善点を特定することができます。
インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーと提携して、彼らのフォロワーやオーディエンスに製品やブランドを宣伝するマーケティング手法です。インフルエンサーの信頼性や影響力を利用して、ターゲットオーディエンスに訴求することができます。
マーケティングファネル
ユーザーの購買行動を段階的に捉えたモデルで、認識、関心、検討、決定、購買などのフェーズから成り立っています。マーケティングファネルを通じて、ユーザーをリードからコンバージョンへと導くための戦略を展開することができます。
マーケティングオファー
製品やサービスの提供に関連して、顧客に対して行われる特典やプロモーションのことです。特別価格、無料試用期間、割引クーポンなどが一般的なマーケティングオファーの例です。
ユーザージャーニーマッピング
ユーザーがブランドや製品を利用する際の具体的なステップや経験をマップ化するプロセスです。ユーザージャーニーマッピングを通じて、ユーザーのニーズや課題を特定し、その改善策を検討することができます。
ROI(Return On Investment)
ROIとは、Return On Investmentの略です。投資金額に対する利益の割合(投資収益率)のことで、「投資に対して何%の利益が得られたか」を意味します。「利益(売上ーコスト)÷投資コスト×100(%)」で算出します。
LTV(Life Time Value)
LTVとは、顧客生涯価値のことで、一生涯にその顧客がどれだけの価値を生み出すか、一生涯にその顧客がどれだけ購入するかのことを言います。しかしながら、実際にはその顧客が生涯を遂げるまでの期間を計測することは困難なため、一般的には顧客が一定期間内にその企業の商品やサービスを購入した金額の合計のことを指します。「生涯(顧客ライフサイクルの最初から最後まで)」ではなく、「特定期間(取引開始から○年間などの期間)=期間LTV」で試算することが多いです。
CRM(Customer Relationship Management)
CRMとは、顧客関係管理 Customer Relationship Management の略称で、顧客との良好な関係を構築し、顧客価値を高めるためのマネジメント全体のことを指します。そのステップは「理解」「分解」「再構築」の3つに分けることができます。
「理解」では情報収集、「分解」では顧客情報をセグメント分けしデータ活用する環境構築、「再構築」では顧客とのコミュニケーションを見直しセグメントワケした対象とのコミュニケーション(アクション)を行い顧客価値を高めます。
ROAS(Return On Advertising Spend)
ROASとは、広告経由で発生した売上を広告費用で割った数値のことで、広告の費用対効果を表します。売上高÷広告費用×100(%)で算出します。「投資した広告コストの回収率」という意味で使われます。
バズワード
一時的に注目を浴びる言葉やトピックのことで、インターネット上で急速に広まり話題になる現象です。マーケティングキャンペーンにおいてバズワードを活用することで注目度や共有度を高めることがあります。
最後に
マーケティング用語は、非常にたくさんの種類があります。
ここでは、基本的なマーケティング用語をまとめてご紹介させていただきました。マーケティング用語をしっかり理解して、自社サイトのマーケティングに活かしましょう。